マルシン/GLOCK21にお薦めパーツ

正直なところ、装弾数6発とか8ミリBBとか、あのホップアップシステムとか「なんだかなあ・・」ってのが、発表時の印象。
でも新製品だしと注文し、手にとって持って見てもやっぱり、「またグロックかよ」とテンションが上がらない。
ガスを詰めて空撃ちして「なんじゃこりゃ？」
電動ブローバックでももっと元気だよ・・・。
「今時これじゃアンタねぇ・・・」

しぶしぶカートリッジにどでかい8mmBB弾を詰め込みマガジンに装填。
メタボな45グロックにマガジンを叩き込んで、目の前のクッションに狙いを定め、エンプティーケースはソファーに落ちるように向きを調整。
タン・・タン・・タン・・おっ、おもろいやん！（モデルガン時代を思い出した） さらに、タン・・タン・・タン！
エンプティーケース（空薬莢）を拾い集めて、今度はBB弾無しでひとしきり撃ちまくる。

しかし速いトリガーの動きに、コイツはついてこない・・・

素早くタンタンタンと撃ちたいけど、無理にやると閉鎖不良を起こす。これが問題・・

RSPに換えてみよう！

上：ノーマルスプリング
下：RSP/BXRSP/CXを試してみました。 CXのバネ自身は硬いのですが、 RSP/CやCXでは、いささかテンション不足。それならと、RSP/BXに換装。
これは長さがあり、グロックにセットすると結果として強いテンションが得られました。Good job(^^)v

SSRUに換えてみよう！

上：ノーマルスプリング
中：ノーマルガイドにRSP/BX
下：SSRU/G21KSC用にセットされたSSRUを取り付けるが、今ひとつ速くない。タン・タン・タン・程度が精一杯。
ガイドリングの寸法を見直し、セット位置を変更。
バネレートを、さらに強くしてセット。

なんとっ！タタタタタタンビシッ、オープンホールド！
キックも強くなったように感じる。
ベアリングでフリクション対策をしているとはいえ、実際にはバネレートは上がっているので、ブローバック速度は落ちているはずなんだが、閉鎖時のびっしり感が、キックを強く感じさせているのかも。
金属製ガイドセットで、重量もやや前よりに重くなり、ポイントしやすくなったような気がする(^^)v。

作動の様子をYouTubeにアップしてみました。（動画は扱い慣れず苦労しました）
ちゃんと、6発撃ってます。速っ！

マガジンやガス缶は充分暖めています。暖めるには、お風呂の温度くらいのお湯につけるのが一番だと思います。お湯の容器は火からおろして作業してくださいね。※火の上でやると爆発します。

さんざん遊んでカートリッジを点検するが傷も無い。エキストラクターやエジェクターで、ガタガタになる心配は皆無のようだ。
ひとしきり遊んで、グロック21は最初の印象とは大違い！

すっかりお気に入りの一丁となり、PCの傍らにデン！と居座っている。
サバゲやシューティングゲームにはまったく不向きだが、プリンキングで撃って遊ぶには、最高のGUNであるとお勧めできる。
よく飛びよくあたり、回転速度が速く装弾数は無限大みたいな弾撃ちマシンには絶対無い味が、このGUNにはあります。
多くのエアガンマニアがすっかり忘れてしまった（あるいは知らない）トイガンに無くてはならない面白さ楽しさが「グロック21」にはあふれるほど詰め込まれています。
チューニングできる余地はまだまだいくらでもありますので、GUNマニアの腕の見せ所ですね。
例えば簡単に6mmBBノンホップ仕様に変更できると思います。（5m程度のプリンキングにホップなど不必要でノンホップの方が弾道も安定します。）

仕事を忘れ、あれやこれやあ～でもないこ～でもないと遊べましたとさ。